家族連れが住む住宅街には、しばしば子供たちの遊び場になっている小さな公園がある。
こういった公園は夕方になるとめっきり人気がなくなり、露出の格好の場として変態に目をつけられている。地域の住人も負けじとパトロールをして警戒するが、露出狂はその目をかいくぐって犯罪を犯す。
ゆえに女子児童は一人で公園では遊ばないし、日が落ちてきたら早めに帰宅するのが公園内の暗黙のルールとなっている。
しかし、露出狂がすべて男性かというと、そうとは限らない。中には、女性の露出狂もいる。
「さて、今日は…住人のパトロールなし。露出びよりですね。」
コートを着、黒マスクをつけた怪しげな若い女性が、公園のベンチでつぶやいた。
橘由夏(たちばな ゆか)
キリスト系の私立高校に通う18歳の彼女も、その女性露出狂の一人だった。
「おい、そろそろ帰ろうぜ」
「待って!もうちょっとでクリア出来る!」
夕方の公園。少年が二人、夢中になって携帯ゲームで遊んでいる。
見たところ、小学校高学年だろう。幼さを残した外見に、まだ声変わりしていない様子から、由夏はそう判断した。
(私のドストライクゾーンですね。今日は最高です)
黒いマスクで口元を隠し、厚手のコートを着、その下は制服売買サイトで購入した公立高校のブレザー服を着込んでいる。下着は上下ともつけていない。もちろん露出のためだ。スースーと風が肌をなでて、冷たさが興奮を加速させる。
(早く、あの子たちにオマンコを見せたい♡ おっぱいも、膣穴も、ぜんぶ見せて勃起させてあげなきゃ♡)
息を荒げながら、由夏は「落ち着いて」と自分に語りかける。まだ油断しちゃいけない。人が通るかもしれない。親が迎えに来るかもしれない。100%、安全が確認できてから、いくのだ。
由夏は深呼吸をして、気持ちを落ち着かせる。
由夏は小学生男子が好きだった。男は汚らわしくて嫌いだが、何もしらない無垢な少年は、可愛くていじめたくなる。
初めてオナニーした時も、おかずは少年とお姉さんが交わるエロ漫画だった。自分は少年とセックスがしたい欲求が強いらしい、とその時に気付いた。主導権を握って、いじめて抜いてあげたい。愛してあげたい。驚かせて、勃起させて、その様子を笑ってみてあげたい。
しかし、由夏はすでに18歳。受験を控えた高校3年生だ。小学生男子と付き合うには、いささか大人すぎた。
同年代の男子に告白され、付き合うか悩む事もあった。由夏は美人でモテたから、同年代ならば相手に困ることは無かった。肩まで伸びたストレートの髪はサラサラで、目はぱっちりと大きく、顔はモデルのように小さい。表向きは美人の清純な優等生で通っていた。おまけに胸はFカップと巨乳だ。
本当は、少年大好きのショタコン変態女なのに、誰も気づかず、由夏のことを「無垢で奥手な可愛い子」として認識していた。
でも、ダメだった。私の本音は、少年に見せつけたい。それだけ。だから、本能に従う。大好きな少年の無垢な感情を犯す。もう自分でも止めらないのだ。
「よっしゃ―! クリアしたぞ!」
「タケ、すげぇ!」
少年二人が歓喜の声をあげている。由夏はそっと、二人のもとに近づいていく。周囲に人通りはなく、夕日が遊具を照らしている。ちょうどいい頃合いだ…と由夏は行動を起こした。