「ほんと信じられない。どう責任取ってくれんの?」
ツリ目の少女が、正座している俺を心底軽蔑するように見下してくる。
純白のセーラー服に似つかわしくない金色の髪は、その見た目通り、反骨精神を強く表しているようであった。ポニーテールという髪型もあいまって、強気、という印象を抱く少女だ。
一方で、全身ユニクロ、生気のない目、猫背にボサボサの髪の毛という、見るからに無職ダメ人間なのが俺だ。どう考えても、このような金髪ギャルJKと接点は無いように見えるだろう。
実際、彼女との接点はトラブルで生じたものだった。
俺が自転車に乗りながら、ついスマホでガチャを引いていた所、ハンドルさばきをミスって彼女にぶつかりそうになったのだ。その拍子に、彼女はスマホを落とし、画面にヒビが入ってしまったのだ。
で、弁償しろと言われたものの、無職の俺は全財産3万円。返せないと言ったところ、人気のない高架下に連れてこられ、この通り詰められている現在に至る。
「おいオッサン。どうしてくれんの? 私のスマホ。これもう使えないじゃん」
「いや、その、ほんとすみません」
「すみませんじゃないから。金がないなら、他の事で償えよ」
「そんな事を言われても…どうしたらいいんですか?」
「んー、とりあえず立て」
「は、はい」
俺は言われるがままに、立ち上がる。
「ズボン脱げ」
「え?」
「ズボン脱いでチンコ出せよ。ほら早く!」
金髪ギャルは、いきなり訳のわからない事を言ってきた。俺がぽかんとしていると、勝手にズボンとパンツに手をかけて、一気にずり下げてくる。
ぽろん、と小さなペニスが出た。金髪ギャルはしゃがみこんで、俺のペニスを笑いながら見つめる。
「おー、ちっさ!」
「ちょ、な、何やってんですか!」
俺は慌てて隠そうとするが、それより先に金髪ギャルが俺のペニスに手をかける。柔らかい指がペニスに触れて、思わず俺はビクッと反応してしまう。
「うわ、触っただけで硬くなったんだけど! キモ! あんた童貞?」
「あ、は、はい。童貞です…」
「うわー、キモ! 嘘でしょ! あんた、その年まで女の子とエッチしたことないの!?」
「あの、ご縁がなくて…」
「きっもー! しかもチンコちっさ!」
金髪ギャルは、竿を下から先までゆっくりなぞる。俺は再び反応してしまい、ペニスは完全に反り立ってしまった。JKの前で、勃起するペニスを出している俺。こんな状況で興奮しない方がおかしい。
「うわ、勃起してるよ。あんたさ、毎日オナニーしてるでしょ」
「は、はい。1日5回やってます」
「えー!やりすぎじゃん!ほぼ1日中オナニーしてんの?仕事は?」
「いま無職でして」
「うーわ、一番終わってるやつ!毎日エロ動画みてシコシコしてるんだ」
「は、はい…」